高学歴は要注意!?高学歴ほど社畜マインドが浸透する理由

 

 

こんにちは、勇者おでいぶです。

 

最近大学時代の友達と話していて、

   「高学歴の人ほど社畜マインドが浸透しやすい」

                   と感じました。

 

僕は大学時代を早稲田で過ごして、銀行に就職し、1年で辞めました。

早稲田は世間的には高学歴と言われる大学で、就職にも有利とされています。

 

学生は4年になると当然のように就活を初め、大手企業の内定を貰う為に奮闘します。

そんな中でベンチャー企業や中小企業を第一志望にする学生や、就職以外の道を模索する学生は、異常な人間のように見られました。

 

「将来は大手企業に就職して安定した生活を送るのが当たり前」という価値観は高学歴の人間ほどもっていると感じます。

そもそも「ある程度の学歴が無いと大手企業に入れない」からということはあります。

それでも、多くの先輩が「会社に入ったら遊べないから今の内に楽しんで。」、「会社員は懲役40年www」と口を揃えて言うのに、就職以外の道を模索すらしないのは何故なのでしょうか。

 

社畜化は学生時代から始まっている

僕たちは小さなころから、親や学校の先生によって、社畜になるように教育されています。

指定された科目を必死に勉強して、受験に合格していい大学に入ること、就活で大企業に入り安定した生活をすることが「豊かな生活だ」と教え込まれます。

 

大企業、難関大学を目指すことが難しい学校では比較的この価値観は共有されていないように思います。

「大企業=理想」と思っていてもそもそも大企業に入ることが難しいし、周りの人間も大企業に入ることが非現実的だという共通認識をもっているからです。

 

一方進学校では多くの生徒が難関大学を目指すこと、大企業に就職することが可能です。

だから親も必死になって子供をそのレールに乗せて安心したいのです。

 

勉強でなく、部活や趣味に没頭する生徒の親が不安を抱えやすいのはこの為です。

子供には、難関大学に進学して大企業に就職してもらいたい。

だからその道に必要なこと以外に時間を割いてほしくない。

という想いがあります。

 

過去の実績を捨てるのが怖い

高学歴の人間ほど社畜マインドを持ちやすい理由には、親や教師の圧力以外にも要因があると思います。

 

それは学生自信のプライドです。

高学歴だからと言って頭が良いわけでも有能というわけでもありません。

ただ、素直で従順な子が多いのです。

(僕を含め)彼らは親や教師の言う事を疑う事もせず正しいと思い、そのレールから外れなように必死こいて長時間勉強してきたのです。

 

だから努力(多くの時間を費やした)の証である学歴は、彼らの自尊心を保つ上で大きな役割を果たしています。

 

ですが、親の言うように受験勉強に学生時代の殆どを費やしてしまった人間は、それ以外の何かに没頭した経験や、特殊なスキルを身に付ける努力をした経験が非常に乏しいのです。

 

残るのは「高学歴」というステータスのみ。

そしてこの「過去の栄光」を最も活用できるのが「就活」です。

 

学歴は大企業を受ける為には必須と言っても良いステータスです。

 

学生時代に自分の興味や好奇心を抑えて受験勉強、単位を取る為だけに勉強してきた人は、使えるステータスが「学歴」という肩書しかない。

 

だからこそ、この「学歴」をなんとか活かそうとする。唯一の栄光である「学歴」という肩書を使わないわけにはいかない。

「就活」以外の道を無意識に進路から外してしまうのです。

 

彼らは上の言う事に従うように教育されているので、会社に入っても上司や親の言う事に反発することはあっても行動を起こすことは殆どできないのです。

 

理不尽を押し付けられても

「やりたくないことでも我慢し続ければいつか報われる」

「会社に尽くすのがデキる社会人だ!」

 

と会社にとって都合の良い脳内変換を勝手にしてくれる「社畜マインド」が浸透しているのです。

 

僕も銀行員時代は会社の奴隷の様な人生に絶望しながら、ろくに行動もせず、飲み会で愚痴をこぼすだけの会社員生活でした。

 

親に反対され会社を自分の意志で辞めた時から、初めて「自分の人生を歩み始めた」気がして、とても気分が晴れ晴れとしたことを覚えています。

 

これからは学歴という過去の栄光を捨てて、自分自身のやりたいことをかたっぱしから追求していく人生にしていきます。