おでいぶ は ゆうしゃ に 転職した☆

  

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こんにちは、勇者おでいぶです。

 

この度わたくしおでいぶは、新卒から一年勤めた銀行を退職し、webライター兼ブロガーとして活動していくことに決めました!

 

 

……誰だよおでいぶって。

 

 

勇者おでいぶのステータス

1992年生まれの25歳男。新卒で入った会社をノリと勢いで辞め、現在webライターとして活動中。

 

身長172cm

体重60キロ

前髪 後退中

 

・趣味、好きなもの

読書(ミステリ、サイコホラー、自己啓発多め)

映画

DAZNでサッカー観戦(レアル大好きマン。モドリッチ、イスコ、マルセロ推し

テニス

ゲーム(ウイイレ、キンハー、FF

漫画(NARUTO、東京喰種、ジャイアントキリング鋼の錬金術師

お酒

ガソリンスタンドの臭い

 冬

 自由

 

・嫌いなもの

 トマト

 ネギ

 ニンジン

 ゴーヤ

 パクチー

 水菜

 ツーブロのマッチョ

 汗

 人込み

 インドアを目の敵にするウエイ系

 クラブ

 男なら全部奢って当たり前おばさん

 

 

生い立ち

1. デブの限界を知った小学校

幼稚園時代をシンガポールで育った私は魔人ブウも真っ青な肥満体型でした。

 

そんなわがままボデエに似合わずミーハーだったショタ勇者おでいぶは当時ハマっていたサッカー漫画「ホイッスル」に登場する中性イケメンキャラに影響され、あろうことかサッカー部に入部してしまったのだ。

 

「鏡見ろお前」と当時の自分に言ってやりたい…。胸ぐら掴んでゆさゆさしながら言ったやりたい。

 

デブだからと言ってフィジカルが強いわけじゃない。自分よりも小柄な相手に平気で吹っ飛ばされる。

 

最早ブタだった。

走れない 飛べない ただのブタ。

 

そんなんだから万年ベンチ(スタートベンチ。いわゆるスタベン)。

 

けが人がでた時にたまに出場させてもらえたが、勇者が出たとたん2,3点のリードが無に帰す

 

もうマヂ無理…

デブにサッカーは無理だと悟ったおでいぶは代わりに受験勉強に本気を出す。

 

小学校においてデブが生きる道は勉強しかないのだ

 

2. おでいぶの人生で最も輝いてた中学時代と黒歴史の高校時代

ガリ勉報われて私立中学に入学。

 

当時はやっていた「テニスの王子様」に憧れてソフトテニス部に入部しました。

 

昭和のスポコンみたいな練習で何人も退部していく中頑張って学年3番手になりました。(30人中)ただのブタだったはずがテニス上手くなるために必死のダイエットで2か月で10キロの減量に成功!

好きなものに対する人間の力ってすごい

 

高校ではちょっと遅めの厨二病を発症。

熱中していたFF7クラウドに憧れて初挑戦のワックスでツノをつくった。

 

多分「興味ないね。」とか言ってた気がする。

 

部活にハマるのは中学まで。俺は受験勉強するから帰るよとか言い出す。

 

友達も「おでいぶは頭いいからな~」とか言ってたけどごめんな、駿台模試数学2点だったんや(事実)

 

そんな厨二病ファッションエリート高校生演じるのに必死で勉強なんか実際してなかったから大学受験は全滅。

 

1年浪人して何とか希望の大学に入学。

 

3. 自分を捨てた大学時代

大学時代はとにかく周りの目を気にするようになった。

大学ではコミュ力のあるやつ、社交的なやつこそ優れている。

就活で成功する為にも社交的な性格になれという一種の圧力があった。

 

本来内向的でコミュ症なおでいぶも

 

サークルではかっこいい先輩とみられるように振る舞い

 

バイトはオシャレにみられるという理由でカフェ店員を選び

 

嫌いな奴とも楽しんでいるフリをして

 

社交的で魅力的な自分づくりに一生懸命になっていた。

 

4. 疑問だらけの就活

4年になったら他の学生と同じように就活した。というより、就活以外の道を知らなかった。大企業に入ってバリバリ働き、定年まで勤めあげるのが当たり前だと思っていたし、それが親孝行だと思った。

 

何より、それ以外の道を歩む友達が僕の周りにはいなかったのだ。

 

特に会社員になりたいというわけでもなかったけど、会社員になるのが当たり前で、一番安定しているとおもって、周囲と同じように就活した。

 

他の無数の学生と同じように黒いスーツを身にまとい、同じように髪を短く切り揃えた。そして説明会では嘘か本当かわからない様な説明を、他の学生と同じように大げさにうなづきながら聞いた。

 

他の学生と同じように、程々に面接で嘘をついてデキる学生を装い、普通の会社から内定を貰った。

 

でもとにかく違和感しかなかった。

 

かっこいい社会人像をたたき込まれて必死にそれに近づこうとする学生にも、ひたすら「お客様のために!自己実現!会社のために!」と呪文のように唱える会社員にも。

 

・モブキャラ会社員時代

そんな違和感を感じながら入社したものだから案の定やる気は長く続かず。

ただでさえ会社員という生き方にモチベーションを見出せなかったのに、先輩のミスの濡れ衣を着せられるわ、指導員には陰口を言われまくるわ。

拘束時間もそこそこだったので平日は家と会社の往復で終わり、休日にヤケ飲みをするというのが僕の生活スタイル。

 

会社員生活が3ヶ月を過ぎるとこれが当たり前なんだと感じ、自分の将来について考えることもなくなっていった。

いう

いかに今日一日を大きなミスなく無難に終わらせられるか。

これが全てになっていた。

 

転機

 会社員になって半年がたったころ、僕の大事な人が病気で亡くなった。

 悲しかったが、おおよその余命宣告は伺っていたので驚きはしなかった。

 

 

 その人はまだまだ若くて、一般的には会社を定年退職して、これからセカンドライフを楽しもう!という年齢だった。

 

会社の為に40年以上身を捧げて必死に働いた。その人はどんな老後生活を送ろうかワクワクしていたに違いない。

 

人っていつ死ぬか本当にわからない。自分はいつ死んでも納得できるような生き方をしているか。考えてみた。

 

絶対にこのままでは後悔する。

 

死ぬときにどんな人生だったか聞かれて、会社の為の人生だったなんて言いたくない。

 

生きているかも分からない老後に期待して、若くて貴重な20代を犠牲にするなんてできない。

 

・勢いでゆうしゃにジョブチェンジ

 

「勇者になりたい」

 

子供の頃RPGロールプレイングゲーム)を遊んだ人は一度は思っただろう。

僕も思った。

「個性のない町民Aなんて嫌だ。勇者がいい。」

 

 

でも今嫌々やっているこの会社員てまさに町民Aじゃないか?と考えた。

 

毎日会社の指示通りに、決められた仕事を毎日忠実こなすのみ。いくらでも代わりの効く仕事だ。そんな生活を定年まで続ける。

 

昇進や給料の事を考えると休日の過ごし方も会社に影響される。

 

それってもう自分の人生じゃない。

 

自分の人生のコントローラーを会社が操作している状態じゃないかと考えた。

 

会社員は例えれば町民A。自分の意志や個性と関係なく、毎日決まった仕事をやらされる。毎日「ここは○○村。夕焼けが綺麗な村じゃよ。」とかしょーもないセリフを死ぬまで言わされ続けるヤツ。

 

会社員生活が楽しい、好きでやっているという人はいいかもしれないが、ただ生活費の為だけに働いていた僕にとっては最早続ける理由がなくなっていた。

 

収入の不安はあったが、今の時代ネットがある。死に物狂いで頑張れば飢え死ぬことはない。むしろ会社に頼らず個人で生きていく力をつけたいと思った。

 

自分が人生の舵をとりたい。という当たり前のことを強烈におもった。

 

気付けば会社に退職意志を伝えていた。

 

「一年で辞めるような奴は何しても無駄だ。」と定番の嫌味を言われたがそれは僕が決めることなので気にしなかった。

 

定年まで嫌々会社に縛られた人生をおくり、やっと解放されたと思えば体は満足に動かず、人生の終わりがすぐそこに迫っている。

 

安定した収入が得られないことよりも、そんな将来を思い描いた時のほうが背筋がゾッとした。

 

最後の出勤日、お世話になった先輩や上司に挨拶して、会社を出ると人生で一番といってもよいくらいに清々しい気分になった。頭の中では、FFでバトルに勝利した時のファンファーレが再生されていた。

 

おでいぶは ゆうしゃ に ジョブチェンジした!

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