フェラーリ流血事件~息子の先から汚ねぇ花火~part1~
こんにちは!勇者おでいぶです。
先日、映画「ハリーポッターと賢者の石」を久々にみていたのですが、古来より全ての非モテ男性に伝わる逸話を思い出しました。
その逸話というのが、
「男は30歳を超えて童貞だと魔法が使えるようになる」
というものです。
実はこの勇者おでいぶも23歳の時まで童貞を貫いており、ホグワーツ入学まであと一歩というところだったのですが、闇の魔術に手を染め、自分を見失った結果全ての魔力を失ってしまったのです。
その闇の魔術というのが「デアイケイアプローナム」
そう、出会い系アプリです。
23まで脅威の非モテカリスマとして、童貞仲間から尊敬もされていた勇者でしたが、つい魔がさしてしまったのです。
デアイケイアプローナムを使いこなし、結果的に勇者は童貞という唯一のアイデンティティを失うことになるのですが、今回は勇者が童貞を卒業した時に起きたエピソードについて語ろうと思います。
そう、あれは就活真っただ中、23歳の春の事であった…(遠い目をしながら)
中学、高校と男子校で過ごし、大学でもいよいよ童貞卒業できず。社会人になれば出会いの機会は急激に減ると聞いていた勇者。
(童貞)卒業してないのに就活してる場合じゃねぇ!!!
と思い、当時仲の良い女子もいなかったのでデアイケイアプローナムの習得を検討し始めました。
サークルの先輩が「一度手を染めると戻ってこれなくなる」と言っていたので、どうやら非常に強力な魔法のようです。
しかし当時、童貞キャラで売っていた勇者にとってそのアイデンティティがなくなるのは非常に痛手でした。
―性欲か自我かー。
1週間に渡る審議の結果
10-0
で性欲が勝ちました。
いやあ死闘。まさに死闘の末、性欲が勝ったのです。性欲おそるべし。
デアイケイアプローナムを駆使して何人かの女性と飲みに行くうち、次第にコミュ力がついてきて就活も徐々に上手くいくような気がしました。気のせいでした。
3人目にであったマグルの女性と馬が合い、少しずつ気になり始めました。
1回目のデートでは飲み潰れたマグルを優しく介抱しつつ家に送り届け、2回目も童貞なりリードし、楽しい時間にすることができました。
勝負は3回目
高校の国語の先生に、「ヤるのは三回目のデートだ」と教わっていた勇者は、今日こそは!と意気込んでいました。
しかし童貞の残念なところで、酒に酔わないと積極的にアプローチできないのです。
「今日ヤレなかったら息子がもげて出血多量で死ぬ」
という自分ルールを課していました。
もう引き下がれない。かわいい息子の為にも。
と意気込み、つい飲み過ぎしまったのです。
~Part2へ続く~